HIA

HIAとは、ヘッド・インジュアリー・アセスメントの略で、いわゆる、脳震盪検査である。

脳震盪の疑いのある場合、一時退出させ、最大10分間一時交替の選手プレーできる。

その間に、ドクターから脳震盪検査を受け、脳震盪ではないと認められた場合にのみピッチに帰れる。

2016年度からトップリーグでも導入されており、それ以前に、ワールドカップや代表戦、スーパーラグビーでも導入されており、大学ラグビーでも導入されているものと思っていた。

早慶戦では、前半早々に佐々木君がタックルに入った際に、脳震盪っぽい倒れかたをした。

すぐに起き上がれずに、審判もプレーを止めるほどだった。いきなり、HIAかと思ったが、しばらくして起き上がり、一時退出もせずにすぐにプレーに戻った。

トップリーグなどでは、すぐに検査にうつるような場面であったが、このような対応であったので、もしかして、大学ラグビーでは取り入れられていないのかと調べると案の定ルール化されていないようだ。

そのあとの佐々木君の攻守に渡る活躍は、言うまでもなく、もし、退場していたら、結果が変わっていたかもしれない。

佐々木君の試合後のコメントには、1つ目のトライもはっきりと覚えていないとあった。

その時点では良くてもあとでガクッとくる可能性も小さくない。

近年、大学ラグビーでも、食事やトレーニングが充実しており、トップリーグ並の身体で試合をしている。それぞれの場面での衝撃も計り知れない。

選手の安全第一で考えるのは大人の仕事である。人手不足などの課題を解消して、この世代のルールにも適用が急務と考える。