試合ハイライト
前半:早稲田の猛攻(29-0)
風が強いコンディションの中、早稲田が効率よく得点を重ねました。
先制トライ: 島田・服部の素早いパス回しから、植木・鈴木とつなぎ大外へトライ(5-0)。
セットプレーの強み: 清水がラインアウトモールから2トライを挙げ、FWの推進力を見せつけました。
連動したアタック: 名取をスタンドオフの位置に入れるなど、バックス陣のポジションチェンジを絡めた攻撃が機能。服部のトライなどでリードを広げ、無失点で折り返しました。
後半:戦術の徹底と加点(34-5)
後半も早稲田のペースが続きましたが、一瞬の隙を突かれ慶應にモールからトライを許しました。
「中を集めて外」の徹底: 昨年までのような横への拡散ではなく、縦への突進を多用してディフェンスを中央に集め、そこから外へ展開する形が明確になりました。
服部のキック精度: 陣地を大きく挽回するスーパーロングキックや、クイックリスタートからの平山のトライなど、状況判断の良さが光りました。
リザーブ陣の活躍: 藤井、若林、山下らが後半も次々とトライを重ね、最終盤まで攻撃の手を緩めず63得点に到達。
注目ポイントと戦術分析
1. センター陣の役割変化
島田や名取がアタックの起点となり、服部との短いパス交換でディフェンスをズラす動きが効果的でした。特に名取が司令塔の位置に入るなど、センター陣の柔軟な動きが光りました。
2. FWの縦へのこだわり
これまでのワイドな展開から一転し、近場での縦突進を多用。相手ディフェンスを引きつけてから外へ回すという、より強固なアタックシェイプへの変化が見られました。
3. キック戦術とエリアマネジメント
服部によるハイパントやロングキックが機能し、常に慶應陣内でのプレーを維持。一方でスクラムについては、あえて押し切らない場面もあり、戦術的な駆け引きを感じさせる内容でした。
4. 課題点
勝利したものの、強風の影響やハンドリングミスによるノックフォワード、ラインアウトのミスも散見されました。慶應のミスにも助けられた側面があるため、さらなる精度向上が期待されます。
主な得点者(早稲田)
清水 健伸: ラインアウトモールから2トライ
植木 太一: 序盤のトライで流れを作る
服部 亮太: 自らもトライを挙げ、キックでも大きく貢献
山下 恵士朗: 2人移動攻撃などから加点
若林 海翔: 試合終盤にダメ押しのトライ
その他: 鈴木、平山、藤井らがトライを記録
