2018年対抗戦 早稲田対慶應

11月23日早慶戦

ここから2試合絶対に負けられない意地と意地のぶつかりあいがはじまる。

スタメン
1.鶴川(4)
2.宮里(4)
3.小林(1)
4.中山(3)
5.下川(2)
6.柴田(3)
7.幸重(3)
8.丸尾(2)
9.齋藤(3)
10.岸岡(3)
11.古賀(2)
12.中野(3)
13.桑山(3)
14.長田(1)
15.河瀬(1)
16 千野 健斗 (4)
17 峨家 直也 (4)
18 土田 彬洋 (2)
19 松井 丈典 (4)
20 佐藤 真吾 (4)
21 貝塚 陸 (4)
22 船越 明義 (4)
23 佐々木 尚 (4)

【メンバー】
・柴田君、桑山弟君復帰
・帝京戦不用意な反則があった三浦君メンバー外
・リザーブは四年生中心。
→最後の年なので意地を見せてほしい。
・長田君をセンターで使いたいが、桑山弟君との併用を考えるとウイング器用は致し方ないか。
・現時点のベストメンバー
→フッカーは峨家君か宮里君かというところはあるが他は綻びがない

【試合前】
・規律
→帝京戦の失点は三浦君、桑山兄君、佐藤君、河瀬君のペナルティが絡んでいた。ペナルティがなければ守れるだけのディフェンス力はついている。どれだけ疲れていてもとにかく集中して規律を守ることが大切

・勝負はブレイクダウン
→慶應の2列、3列のアタックでのアグレッシブな動きとディフェンスでの献身的な働きは脅威

・スクラムとラインアウトの安定
→バックスはどこからでも点をとれるだけのポテンシャルがある。セットプレーからの攻撃は、これから選手権に向けて、来年に向けての最大の強みとなりうる。帝京戦のラインアウトからの2本のトライは鮮やかだった。

・古田君と齋藤君のキック対決
→例年僅差でここの差で勝負が決まる可能性もある

【試合結果】
今年からキャプテンを中心に背番号順にビシッと並んでスタンドのメンバーも凛々しく校歌を歌うようになり、試合前から引き締まっている。

慶應古田君キックオフで試合開始

慶應良い出足のディフェンス。
岸岡君キックで蹴り出す。

慶應ラインアウト乱れ早稲田ボールを岸岡君キックも精度を伴わず、慶應ボールを蹴り出す。

早稲田ラインアウトから攻撃もオブストラクション。
ラインアウトで反則、スクラムでも反則。

慶應5メートルラインアウトも合わずに早稲田ボール。

自陣脱出のキック。ライン際のナイスキックで慶應ノッコンしてそのままタッチ。ラインアウト選択から齋藤君のハイパントと見せかけ、岸岡君でキック。慶應意表をつかれ出すだけ。

早稲田チャンスも慶應のプレッシャーが強くパス乱れる。

その後それぞれ攻防が続く。
河瀬君の素晴らしいキック処理からのカウンターあり

11分経過それぞれスコアなし

スクラムから中野君突進も絡まれノットリリースザボール

早稲田反則多い

慶應ラインアウト前でとってキープ
ただ、安全策なので効果的なアタックは出来ない。

5メートルラインアウトからアンプレイアブルで慶應ボールスクラム

慶應コラプシングで早稲田助かる

両チームディフェンスがよい
柴田君ディフェンスが早い

多少慶應がおしぎみ

慶應ノッコンから早稲田攻めこみ相手陣でもう一歩のところでノッコン。

ハンドリングエラーが多いが相手陣で攻めた結果で切り替えも早いため大事に至らない。

ゲームが膠着しすぎていたなか、岸岡君がハーフェイラインより手前からドロップゴール成功する。

3-0

岸岡君はアイデアが非凡

岸岡君の自陣からのキック。
相手がとりづらい位置へキック。

その後幸重君と柴田君のカウンターラックで慶應たまらずハンド。

五メートルラインアウトから柴田君にあわせてそのままモールを作り押込みトライ。

コンバージョンゴールを岸岡君がしかもキックティーを使わずに狙うも、大きく外れる

8-0

慶應攻撃で早稲田自陣でオフサイド

ゴール前ラインアウトを慶應後ろに投げモールを狙うが早稲田競りスティール。

慶應アタック続けるも早稲田ディフェンス全く乱れず長田君ボールに絡みノットリリースザボール

ピンチ脱出

慶應が帝京戦と同じくラインアウトでミスが続きペースを掴めない。

岸岡君が風上をいかしてキックで陣取り合戦を制している。キック精度も良い。

前半終了間際テンポの良い連続攻撃で慶應ゴール目の前でオフサイド。
ペナルティゴールで11-0

前半終了

柴田君と中山君の働きが素晴らしい。
柴田君は何度も密集周辺で顔を出し、イーブンボールへの反応もグランドの中で1番早い

後半エンドがかわりキックの風の影響はどうか

後半開始
岸岡君のキックで再開

慶應蹴り出し、慶應陣でラインアウトからアタック。
小林君の1列とは思えないパスと齋藤君との連携で、最後岸岡君のキックで相手出すだけ。

ゴール前ラインアウトだったがノットストレート

古田君キックを河瀬君、長田君でカウンターもラックから少しボールが出てしまいターンオーバー。

そこから連続攻撃で山本君大きなゲインなどで慶應トライ

11-7

ここで丹治君投入

早稲田ラインアウトミスから慶應連続攻撃。
早稲田ディフェンスよい

早稲田ディフェンスしながら前に出て慶應ノッコン、
河瀬君のギアチェンジでよく空いているスペースをよく見ていて走り込み、長田君のカバー、そして、齋藤君のカバーでそのまま飛びこみトライ。
岸岡君も内側にカバーに来ていて手をあげていた

難しい角度外れる

16-7

慶應攻めをディフェンスしっかりしているなか岸岡君のインターセプト、カウンターでショートパント、相手にいち早く絡みノットリリースザボール。

ゴール前ラインアウト2度失敗

スクラムから展開、ゴール前チャンスも岸岡君のショートパントでチャンス手放す。

慶應ナイスキックで早稲田ゴール前マイボールラインアウトミス。慶應クリーンキャッチから攻撃もオブストラクションで助かる

早稲田ラインアウトから攻撃
慶應ノットロールアウェイ

早稲田相手22メートル付近でラインアウト
齋藤君がチェンジオブペースでバックスタンド側にフォワードを2度あててから今度は逆にメインスタンド側に一転バックス展開。
完全に余り、相手が外に開いたところを中をつき中野君トライ

齋藤君難しくない角度を珍しく外す
14点差だったので痛い

21-7

早稲田ノットロールアウェイで

慶應ゴール前ラインアウト
モールでそのままトライ

21-12

角度がないゴール
非常に大事なコンバージョン決める

21-14

それぞれ攻防もお互い譲らず

相手陣でスクラムもらうも反則

慶應連続攻撃

ペナルティ

ゴール前ラインアウトモール
コラプシング

慶應クイックから攻撃もノッコン
スクラムからけりだし試合終了

お互いペナルティ後の選択でミスがあったように思える。

慶應は前半で2本、早稲田は後半で1本ペナルティゴールを狙っても良かった。

最後のコラプシング後のクイックは、ラインアウトモールの方が早稲田としては嫌だった。
トライ後のコンバージョンが難しくなるのを考えると判断は難しかった。

河瀬君の怪我は心配

【所感】
・ラインアウト
前半良かったラインアウトが後半はことごとく崩れた

・スクラム
相手が慶應だったためあまりプレッシャーをかけられることはなかったが、これからはほぼ大きい相手しかいないので大きな課題

・1年生3人
1年生3人のフィールドプレーは素晴らしい
本日2度ほどあった河瀬君、長田君のコンビネーションのアタックは力強かった。高校から同じチームであり、お互い息があっている。

・復帰勢
柴田君のタックルへの出足、中山君の働き、桑山弟君のディフェンスや身のこなし、決して目立ってはいなかったが大きな存在であった
2本目のトライは、柴田君のタックルで相手ノッコンこぼれたボールを中山君が飛び込みながら下川君に渡し、河瀬君に渡り流れるようなトライ。この起点の2人の頑張りを忘れては行けない。

・岸岡君のゲームコントロール
下級生の頃に比べて好不調の波が少なくなり、司令塔としてうまくコントロールしていた。今日の前半は風をうまく使いエリアをとれていた。
ドロップゴールはワールドプレー級だった。

・中野君
何度もクラッシュして流石の存在感
マークされててもとにかく縦へ出る姿勢
今年はディフェンスでの貢献も大きい、身体が大きくタックルで押し戻せている

・慶應との相性は非常にいい印象
今日も含めて、昨年、一昨年とゲーム内容に関わらずとりあえず勝ってると印象
見ていても身体が大きい、明治、帝京、東海大の方が一発のあたりでやられたり、スクラムを壊滅させられたりするので恐怖感がある

もう1つ、どちらかというと慶應は戦術に忠実というか、あまりイレギュラーなプレイをしてこず、どちらかというとオーソドックス

明治なんかは、福田君を筆頭に、森君や山沢君は選択の幅も広く、クリエイティブな発想があるので何をしてくるか分からない怖さがある。
フォワードも暴れんぼうが多く、神経を使わされる。
そんな中で集中力が削がれどこかで綻びが生まれる。

大東大や東海大も外国人でイレギュラーな突破があり、ディフェンスが、寄せられて綻びがが出きるなどが発生する。

今年の帝京は、慶應よりもフィジカルやセットプレーは強いがどちらかというと慶應よりでプレーの選択がオオソドックスである。

・最初のトライ後のコンバージョンゴール
ビデオ見返したところ、最初は齋藤君が蹴ろうとしていたがキックティーを持ってくる人がおらず、おそらく時間がなくなり、しょうがなくティーなしで蹴ることになり岸岡君がドロップゴールで狙った。
このような初歩的なミスはなくしたい。
難しい角度ではあったが齋藤君の力をもってしてここで決めていたら試合終了直前にハラハラすることはなかった。
会見でも監督のコメントあり