最上級生の力

今年の早稲田が安定して強みを発揮できているのはやはり最上級生の4年生の力によるところが大きい。

齋藤君のリーダーシップ
岸岡君の考え、発する力
中野君のフィジカル
幸重君の明るさ
桑山君の愚直さ
柴田君の厳しさ

他の4年生も実力があるなかで切磋琢磨している。今年の早稲田は下級生からゲームに出ていた選手たちが最上級生になり、手綱を締めなおしてチームをつくる紛れもない4年生中心のチームと言えるだろう

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よく耳にする言葉はやはり学生スポーツにおける最上級生の役割は大きいということ。

昨年明治は早明戦に敗れ、対抗戦4位扱いで通過。その後、4年生だけでミーティングを重ねて息を吹き替えして頂点まで登り詰めた。福田君を中心とした大学選手権準決勝での明治の気迫ある、規律を守ったプレーは感動した。

祝原君が監督室に自分の考えを直訴しにいったというエピソードも有名である。

帝京にとっては今週の早稲田戦が正念場である。
連覇を逃して今年は非常に気持ちのコントロールが難しいシーズンである。
そして、更に追いうちをかけるのがAチームでゲームに出る4年生が少ないこと。3年生にはタレントが揃っているが、やはりチームカラーには4年生のカラーが滲み出てくる。
本郷君という素晴らしいキャプテンがいる。このままでは黙っていないのが帝京であろう。

早稲田、明治、帝京が優勝争いをすると考えられる。
大学選手権の組み合わせをみると、対抗戦は1位で通過し、準決勝の東海大(おそらく)に照準をあわせたいところ。もちろんそれまで油断は出来ないことは前よくわかったうえで、、、。
対抗戦3位通過となると関西1位天理(おそらく)と年内にあたることとなる。ここだけは避けたい。

終盤戦に突入していくが、苦しいときこそ最上級生の力が顕著に影響するのが学生スポーツである。