モールアンプレイアブル

大学選手権決勝を見直していたが、前半30分明治山沢君が22メーターライン手前に絶妙なハイパントをあげた。

そして、その難しいハイパントを河瀬君が素晴らしいキャッチ、そこにすかさずチェイスしていた明治の森君が絡む。
ここに明治6番の石井君がさらに絡みラックにさせずにジャッカルにいく。
河瀬君このプレッシャーの中、ボール離さずにモールアンプレイアブル。
早稲田ボール。

あれっ、モールアンプレイアブルはボールを持ち込んだ方ではない相手ボールになるのでは?

ラグビーのルールは実に良くできている。
通常、ラインアウトモールなどはボールを持ち込んでいない(絡んでモールアンプレイアブルに持ち込んだ方)ボールのスクラムで再開である。ただ、ハイパントキャッチボールにおける場合は、持ち込んだ方のチームボールでの再開となる。

2019年W杯でもハイパントキャッチの上手いチームが多く、ハイパントキャッチからのモールアンプレイアブル、スクラム再開が多かった。南アフリカのバック3のハイパントキャッチの精度は素晴らしかった。

ハイパントキャッチをしボールをキープしきるのは高度なスキルである。ラグビーのルールもしっかりそこを尊重している。

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