京都産業大学に敗退し正月が越せずに今シーズンが終わった
シーズン通して相良組よりも全体的にチーム力は上がっていたと思う。
ただ、他の大学もそれ以上に力をつけていた。
京都産業大学の留学生のパワー、フォワードの圧力は凄まじかった。一時の帝京、天理や東海大に敗退したここ10年くらいの再現のようになってしまった。
それ以上にリスペクトすべきであったのは、規律の高さと油断を感じさせない必ず倒すという志が京産大の選手全てから滲み出ていた点。全てのゴールキックを決めた辻野君、点差がついたあとのゴールキックを決めても決して表情が緩むことなく真剣そのものの表情。少しでも隙をみせたら早稲田にやられるという、早稲田に対する最大のリスペクトを持っていたのだと感じた。
広瀬監督もトヨタ自動車時代の日本選手権や昨年も含めて早稲田にやぶれており、最後まで気の抜けない相手だということは選手に刻みこんでいたように思う
三木主将のリーダーシップと試合最初からささるタックル。早稲田の歯車とゲームプランを失うには十分すぎた。
次の明治戦早稲田がその場にいてほしかったが、京産大のスクラムや留学生、バックス陣がどれほどやれるか楽しみである。
まだまだ、進化できる。三木主将率いる京都産業大学が明治、帝京まで撃破して頂点に立ってもなんらおかしくないと感じさせる快勝であった。