・エリア獲得
早稲田は戦うエリアをハーフウェイ付近から慶應陣に入るところまでまで持っていく必要がある。
→慶應ディフェンスは非常に良いのと、今年は密集でのペナルティーが取られるのが早い。ノットリリースザボールと密集に横から入る反則を取られる可能性が高く、自陣で連発するとペナルティーゴールやラインアウトモールと慶應ペースになってくる。
・ハイパント
そこで、戦略の選択肢の1つとなってくるのはハイパント。自陣から回して上記のペナルティーを取られるくらいなら自陣からハイパントでフィフティフィフティの状態でボールを話しても良いだろう。フィールドプレーではお互いディフェンスがよいのでボールを持っている方が劣勢になる可能性が高い。
ボールを再獲得できたらさらにゲインのチャンス、再獲得出来ない場合も想定してキックチェイスを心がければ、大きなアンストラクチャー状態はうまれない。
早慶戦の2本目のトライのように、ハイパント、密集のターンオーバー、すぐに左右に大きく振ってトライが1つの形となるだろう
・セットプレー
ハイパント含めお互いキックが多くなれば、キーとなるのはセットプレー。明治戦のように崩壊するととても苦しくなる。セットプレーさえ安定すればいいアタックが出せるので、安定確保は最低条件で、逆にサイズで有利にたつ早稲田は慶應にプレッシャーをかけていかないといけない。
慶應にセットプレーからクリーンに展開させないことも1つのポイントとなる。
・モール対策
厄介なのはモール。ラインアウトモールとフィールドから作るモール対策は必須となる。1~2本は取られる可能性がある。まずは、22m以内に入れないことが先決である。そのためにはノーペナルティの徹底。
・中楠君のロングキック
おそらく、中楠君とのロングキック合戦には勝てない。河瀬君、古賀君のカウンターの際のサポートをしっかりすることと、その次のフェーズのプレーを落ち着いてやることで効果的なカウンターにつなげることが出きるはずだ。
一発かませば相手も容易にキックを使えなくなる。
・試合の入り
一発ノックダウン形式なので、とにかく試合の入りでポンポンポンと点を重ねると有利に、逆に重ねられると苦しくなる。とにかく取り返しがつかなくなるので、ワンプレーずつコミュニケーションをしっかりとって特に悪い流れの時にズルズルいかないようにしたい。