ビデオを見て振り返り
☆最初のチャンス
まずは帝京のミスで始まった。
岸岡君のキックオフを菅原君がノッコン。
帝京といえ、ミスをすると攻めこまれる。
５分弱の早稲田の猛攻をノーペナルティでしっかりと止めきった。
これで流れを一気に手繰り寄せた。ここで勝負があったと感じたほど。
ノットロールアウェイの１つでもしてないかとじっくり見てみたが、タックラーはすぐに立ちあがり、邪魔にならないような動きをしていた。
一連の動きの中で、桑山君が一対一で内に切れこんできたが、外にスペースがあったので、スピードで振りきって欲しかった。
ノッコンの場面はラックから三浦君まで距離が長く、オフサイドラインがゴールラインがあり前だったこともあり、帝京の選手がいち早くタックルに入れた為におこった。
☆１本目のトライ
帝京の陣地挽回のキックを桑山君カウンターが少し中途半端なってしまった。
少し下がりながらの攻撃の中で、鶴川君、三浦君のところでオーバーザトップ、
ここはレフリング厳しかった。
その後、一本目のトライの直前の尾崎君のアタックを上手く止めて、そのあとのラックでボールがこぼれたが笛はならず。
よくみると長田君がボールをジャッカルしているところ完全に寝ている尾崎君がボールを離さなかったため、長田君も取りきれずボールがこぼれた。ノットリリースザボール、ノッコンの判定も無し。
尾崎君のラストパス素晴らしかった。これはスローフォワードではなさそう。
☆オフサイドで助かった場面
今村君の大きなゲインがあったが、ラックから小畑君がボールを出す段階で帝京４人抜かれたエリアに並んでいてそのうち３人が走り込んできていた、ディフェンスラインには三浦君、幸重君、佐藤君が並んでいたが、北村君のところに三浦君、幸重君が引き付けられ、ダミーの菅原君に佐藤君がつられ今村君がぽっかり空いて走られる。
☆２本目のトライ
オフサイド後のラインアウトから展開で攻撃も長田君がアタックで完全に孤立。
ノットリリースザボール。身のこなしで上手く尾崎君を交わしゲインした分、早稲田は二人目が遅れ、マクカラン兄弟の餌食に。
そのあと、要注意パーソン小畑君のクイックにディフェンス焦り、桑山君ハイタックル。
この連続反則は対帝京戦で幾度となくリプレイなのかと思うほど毎年繰り返される失点パターン。
ラインアウトから帝京得意のフォワード攻撃。
その中で、ラックからボールが出たと勘違いした幸重君が飛び出す、それにつられた下川君も飛び出す、完全にディフェンスラインに穴が開き、菅原君突進、ゲイン、下がりながらもゴールライン目前で食い止めたが、小畑君のテンポをずらしたパスに佐藤君が引っ掛り飛び出してしまい、そのスペースを３番浅岡君に走られトライ。
☆３本目のトライ
岸岡君のハイパントをマクカラン君キャッチ。竹山君に渡し、大きくゲイン、最初に佐藤君が外され、齋藤君が外され、ラックからボールが出たあと幸重君が外され、次のアタックで佐藤君ノーバインドタックル。
一本目同様ハーフェイライン付近での反則は相手を助け、ピンチに直結。
ラインアウトモールを押され、ディフェンスラインを下げられた後、展開、長田君ポール目の前でオフサイド。１度目のタックルから立ち上がったところに帝京選手が走り込んできて、そのままタックル、アドバンテージで攻撃つづくも、そのあともオフサイド。帝京スクラムトライ。
小林君側が完全に押しきられ回るようなかたちで最後はマクカラン抑えてトライ
☆２度目のチャンス
早稲田キックオフを帝京蹴り返す。
岸岡君のハイパント、河瀬君ノッコン。
帝京ボール。
蹴り返された後、河瀬君ハイパント、自ら追って後ろにはたき早稲田のアタック。
一連のアタックの中で、尾崎君と木村君の飛び出すようなタックルがあり、オフサイドかと確認したが無さそう。
反応とスピードによるもの。
フェーズを重ねるなかで岸岡君、桑山君ゲインあり。
桑山君のゲインの後、河瀬君がフォローに入っていて、早く展開できればチャンスの場面で帝京ブレイクダウンでマクカラン弟の献身的な剥がしで河瀬君尻からボールの上に被さるように落ち、スローダウン。
その後のフェーズで佐藤君がタックルされた際にノッコン。
☆４本目のトライ
スクラムから出たボールを竹山君早稲田陣へ蹴りこむ。
河瀬君カウンターがランかキックか迷うような形で中途半端になり、前で捕まる。
そのままオーバーされてハンドの反則。
今日３度目のハーフェイライン付近での反則。
ラインアウトモールで前進されフォワードごりごり。
密集の中で、モールを作られ、そのままトライかと思われたが幸重君がグラウンディング阻止で５メートルスクラム。
スクラムトライ。
京都成章出身のプロップ勢押し込みそのままトライ。
今回も３番側が押されスクラム回り、マクカラン君トライ。
☆前半終了間際
帝京にキック合戦負け攻めこまれる。
帝京ノッコン、早稲田ノッコンで早稲田陣で試合推移。
中野君、丸尾君ゲイン、岸岡君のハイパントを桑山君ナイスキャッチでゲインするも、帝京のディフェンスの出足がよく三浦君ノッコン。
その後早稲田ボールを持ち続けるも、最後は宮里君ノッコンで前半終了
後半帝京キックオフ
北村君ダイレクトタッチ
丸尾君のパス尾崎君にインターセプトされる。
☆後半最初のチャンス
古賀君の粘り強いタックルから相手ノッコンを誘い、カウンター。
岸岡君のゴールライン直前でとまる絶妙なキックに早稲田の集散が早く木村君ノットリリース。
5メートルラインアウト。宮里君→峨家君
スロー完璧で良いモール組むも峨家君少し持ち出しが早かった。
その後の展開でもったいないオーバーザトップ、小畑君ハリー、キックで一気にピンチ。
ここで河瀬君が素晴らしいキック処理と身のこなしで粘ったことで一転早稲田のチャンスに。
長田君の素晴らしいラインブレイクからの連続攻撃で一気にゴール前。
小林君の難しいキャッチのハンドリングもあり。
その後の展開で岸岡君のパスミスを桑山君上手く拾い粘って長田君へ。
長田君の素晴らしいフォローでトライ。
☆帝京トライ
三浦君の悪質なペナルティで一気にゴール前
ディフェンスが頑張れているなかでのチームの士気を下げてしまうようなプレー。
一気にゴール前でのラインアウト。
モールで押し込まれ最後は展開で完全に余らされトライ。
☆早稲田２本目トライ
キックオフを帝京ノッコン。
22メートル付近でのラインアウトから中野君の切れ味鋭い切れ込みで素晴らしいトライ
☆帝京トライ
ハーフェイライン付近で連続攻撃も全くゲイン出来ず、下がりながらアタックの中、小林君のパスが乱れ攻撃参加していた河瀬君ノッコン、北村君が拾いあげそのままトライ
帝京のディフェンス勝ち
☆帝京ペナルティゴール
河瀬君のハンドリングミスから峨家君ノッコン、帝京スクラム
竹山君、宮上君に走られ、戻りきれずラインオフサイド。
ペナルティゴール選択
☆早稲田３本目トライ
ハーフェイラインのラインアウトからまず古賀君が大きくゲイン、佐藤君のフォローでラック、齋藤君の球だしで中野君ゲインでラック、齋藤君→岸岡君→丸尾君と渡りトライ。
ラインアウトから２本目。峨家君になってからラインアウトが安定しそこからアタックのオプションを発動出来ている。
ラインアウトやスクラムのセットピースが安定さえすればバックスに役者が揃ってるだけにトライに直結するのだが。
☆ゴール前ディフェンス
残り10分のところで２本の相手スクラムを防ぎ、中野君の好タックルなどでノッコンを誘いピンチ脱出。
☆４本目トライ
ゴール前スクラムから中野君がメインスタンド側をゲイン、大きく展開して今度はバックスタンド側を古賀君がゲイン。
少し停滞したのち岸岡君が軽くラインブレイクしてオフロードで河瀬君へナイスパス、河瀬君力強いラン、古賀君がフォローで河瀬君からのオフロードパスをもらい流れるようなトライ
取られる時はペナルティやミスから。取るときは流れから２本、ラインアウトから２本。
途中でも書いたが、バックスがよいので、何とかこれからの試合はセットプレーを安定させて、そこからのアタックオプションを上手く使えるように組み立てていきたい。スクラムは一朝一夕で強くなるものではないが、ラインアウトは峨家君に変わってから安定していたことを考えると峨家君にスターターを任せても面白いかもしれない。スクラムも押せないまでも安定した球だしができるよう何とか強化してもらいたい。