2019年シーズン キーポジション→フッカー

前のブログで昨年6月春の明治戦後に買いた記事を再掲載

新チームの体制が決まり、あと1ヶ月もすればシーズンがはじまる。昨年のメンバーが多く残り、バックスに関しては、サブも含めて層もあつく高いレベルの争いができるだろう。いい形でボールが出れば決定力もある。

そんな中、今年の早稲田を左右するのは間違いなくフォワード。その中でも第一列がキーとなる。
おそらく、小林君は3番で確定。1番は昨年怪我に泣いた久保君か。そして、問題は近年固定できていないフッカー、宮里君、峨家君、鷲野君と抜けて今年も絶対的な選手がいない。

フッカーは、スクラムとラインアウトの核となる。
このセットプレーが乱れて勝ちが転がり落ちる試合を幾度となく見てきた。
ラグビーとは不思議なスポーツである。
ラインアウトでまっすぐボールが入らなかったその一瞬で流れが変わる。スタジアム内にいても、テレビの前にいても、その不穏な空気がミスをしたチームとそのファンを包み込むのである。そして、その不安は的中し、試合後にあのノットストレートが試合を決めたと、、、

次のシーズンの最大のライバルとなるのは、今回は帝京ではなく明治である。
明治のフォワードと互角に渡りあえることが、優勝への前提条件となる。
明治のフッカーは主将となり、さらに充実したシーズンを送るであろう武井君である。

早稲田の新フッカーには、毎試合相当なプレッシャーがかかり続ける。
相手チームも唯一のウィークポイントと踏んで狙ってくるであろう。

相良監督はこのポジションに誰を選択するのか。
最大のキーポイントとなる。

春シーズンからしっかりと固定してスタートしてもらいたい。心、技、体、充実した選手を据え置いてほしい。そして、フォワード陣、皆で、いやチーム皆でフッカーをもりたててほしい。

来年の大学選手権決勝の後にこの記事を書く必要は全く無かった、全く心配することでは無かったとなっていればと思う。

~ここから記事引用~
本日も明治に敗戦。
スクラムで押され、ラインアウトでミスをし、ブレイクダウンで圧力をかけられ、絡まれボールを出せない、離せない(ノットリリース)
毎試合この繰り返しで、フォワードばかりが責められ、自信を持てない。

いいフォワードコーチはいないものか。
A~1年生まで、全チームでスクラムを押されている。
スクラムとラインアウトはラグビーの屋台骨なのでここが安定しない限りは、強豪チームと渡り合えない。

山下早稲田1年目こそスクラムで押す場面が見られたが、昨年、今年と常に押され続けている。

どれだけバックスがよくてもこの辺りとブレイクダウンが安定して、いいボールが供給出来なければ宝の持ち腐れである。
ラグビーはやはりフォワードである。

日本代表は昨日負けはしたもののラインアウトの獲得、スクラムと完璧に近かった。
イタリア監督にも6ヵ国対抗のチームと遜色ないと言わせた。

早稲田OBにも第1列から3列まで良い選手が多く、トップリーグの上位チームのレギュラーから日本代表までそろっている。
そういった選手から教えをこえないものか。

伝統とは現代では悪いものの代表として使われることも多くなったが、OBは母校の動向を陰ながら見ているものだ。
外からチームに文句をぶつけるのではなくて、母校の上昇のためにそういった人をアサインするような行動を。

夏合宿ではスクラム、ラインアウト、ブレイクダウンの強化が至上命題である。
一人や二人スクラムの強い選手をつくるのではなく、A~Dまでどのチームもスクラムを強みに出きるように、チームとして共通認識をもてるように落としこんでもらいたい。

チームとして、スクラム、ラインアウト、ブレイクダウンに不安がなくなれば、大きく飛躍できる。